言いたいこと言い放題
「コロナ第3波」「医療崩壊!!」「GoTo取りやめを!」etc.…
毎日繰り返されるコメンテーターの雄叫びが、自己満足発言にしか聞こえないのは私だけでしょうか…??
医療職の一員としてかかわってきたため、医療現場の状況に関する発言に耳が傾きがちなのですが
「医療の現場は本当にひっ迫していて、早くどうにかしてもらわないと!!」と
きれいな身なりで、偉そうに(見える)大きなイスにふんぞり返って(見える)、しかもわざわざテレビ局に出向き、おまけに単発ではなく長時間レギュラー出演されているおじさま…
早く現場に戻って!! 待ってる患者がいます。疲弊したスタッフが待っています!!
「早くどうにかしてもらわないと!!」と偉そうに(見える)訴えている時間があるのなら
「ここで身ぎれいにしてしゃべっている時間はないので、現場に戻ります。コメントは現場からリモートでお伝えします。」
「昨日は一晩中患者対応しており、顔がはれてて頭もぼさぼさで、2日ほどお風呂も入れていなくてごめんなさいね」
と、全身で伝えてもらう方が、私には響きます。
でも世の中には、「小綺麗にした人の言葉しか耳に入らない」方もいるのかもしれません…
たまたま本日目にしたコメンテーター(おじさま:多分、某大学の教授?)が
「コロナ対策として臨時で看護師を募集したところで、こんな賃金じゃ誰も応募しません。普通の病院勤めでも稼げる金額です。今になってこんな募集をするよりも、もっと条件をよくして、今の高校生や子どもたちに看護師を目指してもらって、将来的な人員確保をしていくのが大切です」的な(一言一句は覚えていません)“超・長期的”な目標をどや顔(見える)で語っておられました…
夢語ってますね~。
誰でも言えるわい。
コロナ施策として答えになってないやろがい。
今役に立つ情報や、アイデアを話してくれるのがコメンテーターじゃないんかーい?!
(あくまでも一個人のこころの声です)
コロナ対策だけではなく、今は誰もが、色々な媒体で、好き勝手言い放題ができる時代となりました。
正しいか正しくないかにかかわらず、注目を集められる人の言葉が、国民代表の声となり、革命派の言葉となり、どんどん広がっていきます。
つまり“声の大きい人が強い”状況となってしまいます。(声の大きさではなく、発言力の強さね)
耳から入った情報、目にした情報を、しっかりと自分の中でかみ砕いて納得をして自分のものにすること。これがとても大切なんだと感じます。
これは、子育ての状況にも言えることです。
子育てママのグループの中でも、“声の大きい人”が強くなり、“声の大きい人”が発言したことに引っ張られ、自分を押さえてしまうママが存在します。
長くなりそうなので、これについては明日のブログで☆