インフルエンザワクチン接種しましたか?
朝晩の冷え込みが、厳しくなってきましたね。
日中の気温との差が激しく、体調管理が難しい季節となってきました。
今年は「新型コロナウィルス」という言葉を聞かない日はないほど、コロナに振り回される毎日ですが、毎年恒例の「インフルエンザウィルス」という言葉も少しずつ耳にする季節になってきました。
インフルエンザも季節の風邪も、一番の予防法は
”手洗い、うがい、マスク”
なのですが、コロナのお陰で
”三密回避”
も加えてずいぶん定着してきた予防法かもしれませんね。
新型コロナウィルスとインフルエンザの対応で大きくちがうのが、
ワクチンがあるかないか、
治療薬があるかないかです。
皆さんご存じのように、インフルエンザワクチンは毎年10月ごろから接種開始となります。
今年は多くの診療所、病院で10月初旬に65歳以上の高齢者を優先に接種開始となりました。(多くのワクチンを入荷している診療所・病院では年齢に関係なく接種できるところもあります。)
ワクチン接種してから抗体ができるまでに約2週間、そしてその抗体による免疫持続期間は5か月ほどといわれています。
インフルエンザが流行し始める11月下旬には抗体を作っておきたいので、できれば11月初旬には接種を済ませておくことをお勧めします。
よく「子どもは何歳から接種すればいいか」と質問がありますが、生後6か月以上のお子さんは接種が可能です。ただ、生後6か月というと、他の定期接種の予防接種もありますので、「保育園に行っているきょうだいがいるか」「人の多いところに行くことが多いか」などによって、どの予防接種を優先させるか、をかかりつけ医と相談するのが良いかもしれません。
また、子どもは接種したけど、その保育者である両親や祖父母が接種をしていない、というケースも多くみられます。
子育て家庭や高齢者のおられるご家庭は、ご家族全員が接種をすることをお勧めします。
特に1歳未満のお子様をお持ちの方は、ママがインフルエンザに罹ってしまうと…
誰もおっぱいを代わってあげられません。
ママとベビーが離れて生活することは難しいです。
ベビーや、ご家族との生活を守るためにも
ママのワクチン接種は忘れないよう、お願いします。
時々、「ワクチン接種をして、副反応でインフルエンザの症状が出る」方もおられます。その方は、医師と相談し、接種をしたほうが良いのか、見合わせたほうが良いのかを決められてください。
また、ワクチン接種をしたから絶対に大丈夫、とは言い切れません。一つの予防策でしかありません。
これまで同様、”手洗い・うがい・マスク”そして”三密回避”で
インフルエンザも、コロナも、そしてまだ潜んでいるかもしれない見えない敵と闘っていきましょう!!
ウィルスに負けない強いからだのための”栄養と休養”もお忘れなく!!